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2015年06月02日

芝居の思い出;鳥の劇場へと

もともとは、文学者になりたかったんです。
大学に入って、駒場祭で、高校の同級生から芝居をやろうと誘われ、脚本を書きました。
最初の脚本のタイトルは、「河原乞食」だったかな。苦しかったけど、楽しかった、という感じ。

どの同級生が、当時は、ジンジャントロプスボイセイといっていた、中島マコトさんの劇団の旗揚げに誘われたんです。
12月に、銀座小劇場で、そのジンジャントロプスボイセイの最初の公演があったんですが、それを見てショックを受けたんですね。
見た次の日に、神戸に帰る予定だったんですが、もう一度見てから、最終の新幹線に乗ることにしました。
狭い劇場の目の前で展開するあの迫力に圧倒されて。

それで、その同級生と一緒に芝居を始めました。駒場寮の4Sというところに、ジンジャントロプスボイセイの稽古場があったので、そこを時々借りました。
中島さんの芝居も手伝うようになり。

それから、何本か自分の脚本・演出の芝居も上演しました。
中島さんの演出も手伝うようになり、青山円形とかで。
一番、印象に残っている芝居は、二子玉川の高島屋でやった芝居。
砂を持ち込み、舞台に砂を敷き、舞台の前には金網を立て、そこにも映像を映し出すようにしながら、芝居を上演。
撤収の時に、砂粒を一粒一粒拾うという、気の遠くなるような事態に陥りましたが。

結局、4年間、芝居が理由でずっと駒場にいたんですよね。本郷には通わず。
この頃は、演劇至上主義だったので「映画なんて、画面の情報量が多すぎて、観客の判断力を奪う下等メディアだ」などと、青い事を言っていました。
色々と、夜通し語っていたなー。いかに野田秀樹が陳腐で、平田オリザの事は、決して認めようとせず、でも串田和美さんの事は認めるという、全く矛盾した価値基準で。

ジンジャントロプスボイセイは、その後、鳥の劇場に引き継がれ、中島さんは今も芝居をやっています。
鳥取で。鳥取の小学校の廃校を劇場にして、演劇祭などもやっている。利賀村の演劇フェスティバルにも出てた。
ジンジャントロプスボイセイを始めた時の、中島さんのパートナーだった人は、弁護士になって知財・エンタメ関連の第一人者になった。
http://www.birdtheatre.org/
皆さん、鳥取に、一度、行って見てください。演劇をやる人にとっての、信じられない場が、そこにはあります。


今年は、利賀村に行きたいな。
また、鈴木さんの芝居を、あの空間の中で見たいな。それでキャンプをしてもいいかも。

芝居の思い出;鳥の劇場へと




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